手相占いをする場合、きちんと根拠を明確に説明する必要があります。
どの手相がどんな意味を持っているのかを説明できなければ、相談者は納得してくれません。占い師には説明力や説得力も求められます。
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手相の解説方法
手相を相談者に伝える時には、結婚線や知能線などを相談者が判断できるようにする必要があります。ただし、生命線や結婚線など既に手相に興味のある方が知っている手相を解説するだけでは満足してもらえないので、財運線(太陽線)や金星線(エロ線)などを交えたほうが満足してもらえます。
他にも指にかかる位置にある手相として仏眼やソロモンの環などを解説しながら伝えられると理想的です。現場では相談者の手相をなぞりながら伝えることが多いですが、手に直接書き込めないため、手の画像を印刷した紙などを用意して、そこに相談者の手相を記載していくとわかりやすく伝えられるでしょう。
悪い手相を伝えるか否か
結婚線でも、捉え方を間違っていると何度も離婚すると捉えられてしまうことがありますが、実際には結婚線の数は、結婚のチャンスが何回あるかどうかを示すものです。相談者が間違って理解している場合には、占い師がその誤解を解いてあげなければいけません。
また、結婚線が複数あるからと言って、既婚の方がその年齢に達した時に離婚するとは限りません。しかし、相談者自身がその年齢に近づいた時に離婚を自分で選んでしまう可能性はあるので、結婚線でも正しい認識をしてもらえるようにしましょう。
結婚線の本数は、結婚のチャンスが有るかどうかを見れるものなので、もし結婚線が足りずに結婚のチャンスがないと考えられる場合には、それ以外に道を示してあげる必要があります。
2重生命線があるか見てみよう
あまりいい手相がない場合には、2重生命線のように「殺しても死なない」と言われている線のような特徴的な手相を見つけてみるのがよいでしょう。
大きな事故にあっても無傷で済んだ場合や、死んでいてもおかしくなかった事件に巻き込まれた場合が多いのが、2重生命線をもつ手相です。そのような場合には、神秘的なものに守られている事を伝えられれば相談者の不安も減らせるでしょう。
また、手相には「妨害線」と言うものも存在し、生命線や結婚線があっても薄らとそういった妨害線がついている場合には、結婚のタイミングや命の危険が訪れるタイミングをチェックできる可能性があるため、占い師が先に気づいてあげられるようにしましょう。
妨害線があるということを事前に伝えておくことで、占い後のセルフチェックもできるので、気をつけるようにしましょう。